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いぢめの記憶 -03-

 しゅうじのことを考えると胸が苦しくなる。絶対に好き好んであんなことをやっている訳ではないはずだ。恐らく、あいつらにやらされてるに違いない。悔しい。でも、何かことを起こすのは怖い。近寄りがたいあの連中のことを考えると気持ちが後退りしてしまう。
 ふと外を見ると、野球部がグランドを走っている。あんな風に何も余計なことを考えず、一つのことに打ち込めたらいいのにと思う。蟻地獄に引き込まれるような、不気味な胎動が足元から這い上がってくるのを感じた。

 しゅうじへの異変が誰の目にも明らかになったのは体育祭の時だった。体育祭のとりを飾る男子の組体操。この時に事件は起こった。僕の学年はクラスごとに組体操を披露し、最後に男子全体で披露するのだ。
 僕は台座の担当で一人の男子の土台になる役割を終え、しゃがんで他のクラスを見ていた。僕の右前方にしゅうじが見えた。しゅうじは組体操の上になる役で、二人の台座の生徒の上に乗り、両手を広げていた。大の字のような形だ。
 すると予期せぬことが起こった。少しずつ、するりするりとしゅうじの短パンがずり落ちていくのだ。
 「えーー!やばいやばい!」
 女子が色めきたった。男子も思わず笑い出す。短パンは止まることなくさらにずり落ちていく。
 「きゃーーーーーーーー!」
 女子の悲鳴が響き渡った。しゅうじのチンコが露わになったのだ。
 どよめきがグラウンドを支配した。しゅうじは赤い顔をしたまま、変わらず大の字のポーズのままであそこを隠せないでいた。僕も目を離せないでいた。膝までずり落ちた青い短パン。もしズボンのゴムが緩んでずり落ちてしまったとしても、なぜパンツを履いていないのだろう。しかもしゅうじのあそこは前に見た時と変わっていた。前に廊下で見た時にはぷりんとして皮を被っていたはずだが、すっかり皮が剥けていて桃色の亀頭が露わになっていた。
 しゅうじは普段は隠れているだろう亀頭部分までも全校生徒に晒したまま、動けないでいた。見たこともないくらい真っ赤な顔をしてぷるぷる震えていた。
 「きもいーーー!」
 おそらく男子のチンコを見たことのない女子だろう。両手で顔を隠している女子もいた。男子も男子で大声を上げて笑ったり手を叩いたりして盛り上がっていた。
 異変に気が付いて、体育の先生が駆け寄ってきた時にはもう少し時間が経ってしまっていて、短パンをずり上げた時にはもうあそこを隠すということについては何の意味もないことになっていた。ゴムが完全に切れてしまったのか、短パンはまたすぐにずり落ちてしまうので、台座から降ろされたしゅうじは両手で短パンを押さえていた。先生に脇を抱えられながら退場していくしゅうじ。僕はその後ろ姿を見つめていた。一体何が起こってしまったのだろうか。これは偶然だろうか。全校生徒の前で赤っ恥を晒したしゅうじは、何か惨めな罪人のように見えた。

 その日の夜、気になっててっちゃんにメールした。しゅうじ本人のメアドも知ってるが、「大丈夫?」と聞くのも野暮なように思えた。あんな大勢の前で恥をかいて傷ついているだろうからほっとしておいた方が良いのかもしれない。つまりてっちゃんに聞くのがちょうどいいのだ。
 メールを書き、しばらくするとてっちゃんから返信が届いた。誰に聞いたのか、てっちゃんは昼間の事件について詳細を知っていた。短パンのゴムにざっくり切れ目を入れて、透明な釣り糸と括り付けてあったこと。台座役の生徒がばれないように少しずつ釣り糸を引っ張っていたこと。そのしかけパンツはしゅうじ本人が作らされたこと。当日はブリーフの着用は禁止されていたこと。またチンコの根本にゴムを結び、強制的に皮を剥かされていたこと。また人知れず事前に何度もリハーサルを行い、全校生徒の前で必ずチンコを出すよう練習させられていたこと。
 ケータイを持つ手が震えた。入念に、そして計画的にしゅうじが恥をかくよう仕組まれ、実行されたのだ。メールの最後には写真が添付されていた。両手を開き、何も隠すことができず晒し者になっているその姿は、人類の罪を背負って貼り付けられた神の子のようにも見えた。このような画像がもう学校中に出回っているのだろうか。しゅうじが背負っているものは何なのだろう。想像もつかない。
 しかし、後日すぐに僕はその答えを知ることになるのだった。

いぢめの記憶 -02-

 何事もなかったように午後の授業が始まった。僕はまだ信じられないでいた。あのしゅうじが白昼の廊下であんなことをするなんて。一体何が起こったのだろう。あのグループと何があったのだろう。
 あのグループは別な小学校からの合流組で、最初からあまり評判が良くなかった。小学校ではいじめられっ子を不登校にさせたり、他にもえげつないことをさせてたとかてっちゃんが教えてくれた。そもそも評判を聞く前に、あの独特の近寄りがたい雰囲気で何となくはわかっていた。誰もが極力近づかないようにしよう、と思われていた連中だった。
 しゅうじは大丈夫だろうか。女にもてはしたがもともとシャイな奴で、女と話す時はいつも顔を赤くして目を逸らしているような奴だった。そんな奴が女子もいる廊下で全裸になった挙句、自らチンコの皮まで剥くなんて・・・。
 数学の先生の説明は全く頭に入って来なかった。しゅうじの置かれた状況を想像するだけで、胸がどきどきしてくる。そしてしゅうじのぷりんとしたあそこと生えかけの陰毛をなぜか思い出していた。

 それからしばらくは何も起こらなかった。もしかしてあれはただの偶発的な事故で、何かの間違いだったのかもしれないと思い始めていた。ただ、一度昼休みにしゅうじのクラスの横を通った時に不思議なのものが見えたことがあった。教室の後方でカーテンが風になびいていて、その向こうのベランダに肌色のものが一瞬見えた。人間のお尻のようにも見えたがほんの一瞬だからよくわからなかった。まさか裸の人間がいるとは思えなかったし、そんなことはないと信じたかったのかもしれない。僕はその日の放課後、帰り際にてっちゃんを捕まえてさりげなく聞いてみた。
 
 「おまえが思ってる以上にあいつやばい状況だぞ。」
 誰も使っていない空き教室。珍しく神妙な顔をしたてっちゃんが僕にケータイの画面を見せた。
 「ほら、これ・・・。」
 そこには信じられないものが映っていた。画面いっぱいに裸の尻が見える。中腰になって肛門を見せつけるように片手で尻たぶを思い切り手繰り寄せている。もう片方の手でピースサインを作り、顔が映るようにこちらを振り向いている。その表情は泣きそうにも見え、見方によっては喜んでいるようにも見えた。
 僕は言葉を失った。
 「あいつ、毎日昼休みに裸にさせられてるらしいぜ。」
 てっちゃんが別な写真を表示させる。
 ベランダと思われる場所。一切の衣服を身につけない完全な全裸の状態のしゅうじが映っている。両手でピースを作り、足はがに股だ。そして恐らく作らされているのだろうが満面の笑みを浮かべている。その中でも特に異様なのが、性器だった。写真で見てもわかるくらい痛い位に勃起し、上向きになっているのだ。まさか、興奮しているのだろうか。しゅうじはそんな変な奴じゃないはずだ。
 「しゅうじ・・・。」
 僕は戸惑っていた。僕の知っているしゅうじとケータイの画面の中のしゅうじ。それは全く一致しないばかりか、ケータイの中のしゅうじは否応なく変態の道を歩かされているように見えた。しかしその顔は僕の知っている、シャイで優しいしゅうじなのだ。
 「また何かわかったら教えてやるよ。」
てっちゃんが、ぽんっと僕の肩を叩いて教室から出て行った。誰もいない教室で、僕はしばらく動けないでいた。

いぢめの記憶 -01-

 「あいつ、最近やばいらしいぞ。」

  休み時間。いつもの気怠い時間に机に肘をついてぼーっとしていると、ふとてっちゃんが話しかけてきた。てっちゃんは同じクラスのおしゃべり好きで、聞いてもいないのにいつもいろんなことを教えてくれる。話題にこと欠かない奴だ。
「あいつ」というのはしゅうじのことだ。何となくてっちゃんと僕の間では「あいつ」で通ってしまう。しゅうじは幼稚園、小学校、中学校とずっと同じ学校で、いわゆる幼馴染だ。

 「何だかわかんないけど、あのグループに目ぇつけられたらしいぞ。」
 その時は、しゅうじの状況も特に気にかけなかった。2つ隣のクラスで最近はあまりちゃんとお会話もしてなかったし、ただのちょっとしたトラブルがあったのかもしれない、くらいの気持ちだった。しかし、3日後、僕の認識は大きく覆されることになる。

 「ほれ、ほれーーー!チンコ様のお通りだーーー!」
 昼休みの廊下。普段から騒がしい学校だが、いつも以上の騒ぎに目を向けると、とんでもないことが起こっていた。一人の男子生徒が全裸に剥かれ、二人の悪童に両手を抱えられたまま、廊下を引きずられているのだ。男に興味があるわけではないが、自然にあそこに目が行ってしまう。ずんぐりむっくりした形でしっかりと皮を被っていた。毛はそこそこ生えていて、少年から大人の男へ変化している途中という感じだろうか。

 「女子ちゅうもーーーく!これがチンコだぞーーー!」
 悪童がさらにギャラリーを増やそうと、大声で教室に声をかける。泣き顔でうめく生贄の男子生徒。

 「しゅうじ・・・。」
 それは紛れもなくしゅうじだった。僕は自分の目を疑った。一体、何が起こっているのだろう。しゅうじは小学校の時には同じサッカークラブに入っていた。スポーツマンで女子にも結構もてるタイプだった。よく女子に手紙をもらっていた。決していじめられキャラというタイプではなかった。そのしゅうじが今、思春期まっただ中の、一番恥ずかしくて見られたくない部分を全て晒しながら、全裸で廊下を引きずられている。

 「それでは一発芸お願いしまーーーす!」
 突然、悪童がしゅうじの両手を離した。とっさにあそこを隠すしゅうじ。しかし、前もって命令されていたのか、やがてそっとあそこから手を離した。再び、しゅうじのあそこが全員に晒された。恥ずかしさのあまり体まで真っ赤にしたしゅうじは次の瞬間、奇妙な歌を歌い始めた。

 「フルチンー、フルチンー、フルチンロケンローーール!!」
 しゅうじが手でマイクを握りふりをして、腰を左右に揺らしながら、聞いたことない歌を歌い始めた。腰を揺らすたびにあそこが左右にぷるんぷるんと揺れる。嘲笑う悪童と興奮する男子生徒、引き気味の女子生徒達。
 「最後にチン皮むきます!」
 しゅうじが自らの性器に手をかけ、ピンク色の亀頭を剥き出しにしたところで、フルチンコンサートは大盛況の中、幕を閉じた。

いぢめの記憶 -プロローグ-

「ぬーげ!ぬーげ!」
 昼休み。教室に脱げコールが響き渡る。教壇の上に追い詰められた獲物は、ベルトに手をかけたまま固まる。
「ぬーげ!ぬーげ!」
 止めどないコールに顔面蒼白のまま立ち尽くす。 
「いいから、早く脱げよ!」
悪童が残酷に死刑宣告する。
ベルトをはずし、ボタンを弛める。制服のズボンがさっと足元に落ちる。白いブリーフが露わになる。
「うわ!今時ブリーフ!」
「ださ!」
「黄ばんでない?」

多くの言葉がが羞恥を加速させる。
「早くパンツも下せよ!」
悪童の台詞に再び身体が固まる。教室の皆が見ているこんな状況で、パンツを降ろせる訳がない。
「じゃあ強制執行ってことで。」

悪童が獲物の背後に回り込み、白いブリーフに手をかけた。
「せーの、チンコーーー!!!」
朝顔の蕾のような、皮かぶりの性器が露わになる。
「やめてーーー!」
獲物の叫びが真昼の教室に響き渡った。

闇夜の指令-番外編08-

 全国各地で珍芸を披露して回る悪夢の休暇もいよいよ幕を閉じる。最終日は都内のパーティ会場での公演だ。これでようやくこの地獄から解放されるかと思うと、多少は気持ちが楽になってくるのを感じた。最後だからやり切ってしまえばいい。
定刻になり、ステージ横の控えのスペースから灯りの下へ飛び出す。

 「キィイェーイ!チンチンフリフリ、亀頭マックス!さとっしーだよーーん!!」
 強いスポットライトを当てられ、観客席は暗くてよく見えないものの、登場とともに大きなどよめきが聞こえた。
 「今日はラストライブなんでいきなり飛ばしてくね!まずは、産卵だーーー!」
 後輩からプレゼントされた器具をチンポに取り付け、がっと尿道を広げる。襷をかけ鼻フックで顔を歪ませながら観客に背を向ける。手で割り広げた尻たぶの中心で、肛門が何かの生き物のように口を開く。白いものが徐々に姿を見せ、やがてこらえきれず床に転げ落ちた。ころん、ころーん・・・。
 「大成功―――――!」
 無理やり取らされたいいねポーズにスマホのシャッター音とどよめきが重なった。

 その後、定番となったジャングルファイヤーや皮芸、珍芸動物シリーズなどを続け、遂に締めはオナニー芸だ。
 「いよいよラストだよ!今日は人間生け花からのオナニーでーーーす!」
 最後なので盛大にやりたいという後輩の要望で、この会場では大きなスクリーンも使用することになっていた。プロジェクターで日本の山々を背景に映し出しながら、頭を下に尻が天井を向くいわゆるちんぐり返しの格好で肛門に一輪の花を挿す。何ともシュールな状況からやがてプロジェクターは過去の変態映像をスローで映し出していく。野外駐輪場での全裸勃起ダブルピース。白塗りでの野外全裸疾走。ステージでの強制公開射精。また後輩に送らされた様々な映像も重なってゆく。自室での陰毛を剃り上げる動画。広げた肛門のドアップ。チンポに卑猥な落書きをしてからの皮伸ばし。亀頭から鈴口を広げてのドアップ。
移り変わる映像をバックに、肛門に花を挿しながらちんぐり返しの格好でチンポをしごく。さんざんチンポをおもちゃにしてきたので、すぐに勃起は最高潮を迎えた。いよいよ終わるのだ、この地獄も。気付くと屈辱に勃起する身体になってしまっていた。
 「さとっしー、いきまーーーーす!!ちんちん発射5秒前!よん、さん、にぃ、いち、はっしゃーーーー!!」
 白く濁った液体が宙を飛ぶ。顔面に生暖かいものを感じる。全ての精子を顔面で受けとめ、締めくくりのセルフ顔射オナニーショーが完結した。

 しかし、休んでいる暇はない。ちんぐり返しの姿勢からすぐに起き上がり、がに股で両手でピースを作りながら締めの一言を言わなければならないのだ。
 「はなみずーーー!!」
 顔にかかった精子を鼻水に見立てた最後の一芸だった。
 どっと会場が湧き、その後ざわめきの中に男女の笑い声や引いた声が混じる。徐々にスポットライトの照明が暗くなり、反比例して会場の照明が灯り始めた。比較的多い観客の姿が目に入り始める。それは驚愕の光景だった。
 会社の同僚、同じプロジェクトチームのメンバー、取引先の営業マン、大学時代の同じゼミの仲間、高校の同級生・・・。深く自分に関わりのある人達がそこにはいた。男女総勢約50名。その横でにこっと笑顔を見せる後輩。
 全裸でピースした姿勢のままだったが、全身が逆立つのを感じる。まだ勃起したままだったチンポの先がぴくんと跳ねる。
 「そんな、そんな・・・うう。」
 言葉にならない呻き声を上げる。
 「先輩、みんなに来てもらいましたよ。人集め大変だったんだから、少しは褒めてくださいね。先輩の本当の姿をみんなに見てもらえて良かったですね!ははは。」
 眼前まで来た後輩が囁いた。
 「あいつ、あんな趣味だったんだっけ?」
 「いやあ、尊敬してたのにこんな変態だったなんて。」
 「気持ち悪いー!もう会社で目合わせられない!」
 「昔からデカチンで有名だったからなあ。」
 「でも人前でよくオナニーできるよな。」
 「ネットで結構有名になってるらしいよ。」

否応なく呟く観客の声が耳に届く。ピースを作っていた両手が震えてくる。

 「先輩、花束をどうぞ!」
状況を飲み込めず固まっていた自分に後輩が花束を差し出した。綺麗な菊の花束だった。
 「ある意味、今日先輩の命日ですもんね。」
 まともな社会人として生きてきた自分は今日、死んだのだ。今、ここにいるのはチンポ芸人として衆目に珍芸を晒し、笑われることを約束された変態だ。
 「じゃあ、先輩、記念撮影!」
 今まで自分を取り囲んできた全ての人を背景に、全裸のまま菊の花束を抱え、チンポを勃起させたままピースサインを作った。
 カシャリ。
 スマホの機械音が新たな芸人の門出を祝う。
 恍惚の表情で写真を撮られ続けた。もはや何も隠す必要はない。ある時から自分は快楽の虜になっていたのだ。人前で珍芸を晒す恥辱に性的な興奮を覚えていたことに。
 
 勃起が止むことはなかった。

闇夜の指令-番外編07-

 駅前のビジネスホテルの一室。疲れ切った身体をベッドに横たえた。今日一日のことが走馬灯ように頭を駆け巡った。勃起を晒す全裸芸、尿道を広げ鼻フックをつけながらの産卵芸、チンポの皮を極限まで伸ばす皮芸。そして思い出すだけで眩暈がする屈辱のオナニー芸。射精の瞬間、暗闇からうっすらと聞こえてきた悲鳴。カーテンコールで見えた男女数人の観客の姿。支払いを済ませた時の劇場のオーナーの呆れたような表情。
 自分は一体何をやっているのだろう。そしてどこへ向かっていくのだろう。不安とは裏腹に胸が熱くなってくる。熱に浮かされたように、淫靡な世界に誘われるのだった。

 中一日を挟み、南に移動した。今の自分の生活では飛行機に乗るのは年に数回とないことだ。機内はほぼ満席だった。ビジネスでの主張、帰省、旅行、様々な目的の搭乗者の中、「珍芸披露」のために飛行機の乗る者など、この広い世界を探してもおそらく自分一人くらいだろう。周囲の楽しそうな笑い声が、自分の惨めさをより際立たせている気がした。
 初めて来る土地である。スマホの地図を頼りに会場を探す。繁華街にほど近いライブハウスだった。恐る恐る中に入ると髭を生やしたマスターが対応してくれた。マスターによると普段はアマチュアバンドなどが激しい演奏を繰り返しているらしい。パンクバンドなどが全裸になることもあり、裸は別に特段珍しくないということだった。
 「こいつなんか、歌いながらチンコしごきよるんよ。」
 そう言って、小太りの毛深い男がパンクロック風の童謡を歌いながら、小さなチンポをしごいており、周囲の観客も全裸になって盛り上がっているムービーを見せてくれた。
 「でも、あんたもようやるわ。」
 スマホの画面をいじったかと思うと、別なムービーを見せてくれた。
 「これがオナニーじゃい!われーーー!!」
 しかめっ面をしながらチンポをしごく男の姿が現れた。男は何度も同じ台詞を繰り返しながら、必死でチンポをしごいている。まるで射精を強制されているかのように。紛れもなく、一昨日の自分の姿だった。
 「ネットじゃ有名人らしいね、あんた。ふふふ。」
 マスターの指摘の通り再生回数はわずか1日で1万回を超えており、次々に拡散されているようだった。背筋に何かぞくっとしたものを感じた。
 「これがオナニーじゃい!・・・ううっ!!」
画面の中の男がこらえ切れずに射精した。

 小さな控え室に待機する。いつも通り精力ドリンクを一気に流し込む。心臓の鼓動が高まり、呼吸が荒くなる。脳に酸素が行き渡らなくなり、何も考えられなくなってくる。全身が痺れたようになる一方、下腹部にはぐつぐつと煮え立つような熱さを感じる。もう時間だ。いつも通り全裸でステージに飛び出した。
 「ヒューーーン!モモンガだよーーーん!!!」
 玉袋を上に引っ張り上げ、亀頭を頭に見立てたモモンガが飛び立った。
 「かわいいでしょー?頭なでなでしてーーーー!」
 容姿までは確認できないが、何人かいると思しき観客に向かって叫び声をあげる。
 「からのーーー、チン毛ファイヤー!!!」
 足をがに股に左右に大きく開き、隠し持っていたライターで陰毛に火をつける。ぶわっと小さな炎が上がり、煙と毛の焼ける独特の匂いが漂う。
 「きゃっー!」
 「まじか!?」

小さな悲鳴や呟きが耳に届く。
 「フランクフルトも焼いちゃうよーーーーん!」
 ライターの火をチンポに近づける。瞬間的にかなりの熱さを感じる。ライターを近づけては遠ざけ、それを繰り返す。
 「消火活動――――――――!」
 最後は風呂桶に放尿したのだった。

 その後、定番となった産卵芸、皮芸を続ける。惨めになればなるほど、勃起を抑えきれなくなる。
 「今からローターを使って手を触れずに発射しまーーーす!」
 ピンク色のローター2つををチンポに巻き付けスイッチを入れる。独特の機械音が響き、チンポを中からくすぐられているような不思議な快楽に浸る。
 「みんなムービー撮って、いっぱい拡散してーーー!」
 勃起した亀頭の先から透明な液体が溢れ出し、その粘液を使って両方の乳首をいじる。
 「ああっ!もういっちゃうーーー!」
 亀頭の先端からどくどくと白濁液が垂れ落ちる。観客のどよめきが聞こえる。あまりの快感に膝が笑い、腰から崩れそうになる。裏腹にチンポや乳首は異常な固さを維持し続けるのだった。

闇夜の指令-番外編06-

 車窓を流れる景色は早く、あらゆるものが一瞬に過ぎ去ってゆく。自分は今、新幹線で北に向かっている。楽しい旅行であればビールでも飲みながら、のんびりと景色を楽しむところだが、そうもいかなかった。今回の旅の目的はただ一つ、後輩の指令によりリフレッシュ休暇を利用して、全国で珍芸を披露してまわることだ。徐にスマホを取だし、ムービーに収めておいた自分の芸をチェックする。画面の中に全裸の男が現れ、極限までチンポの皮を伸ばしている。
  「チン皮ビローーン!チン皮ビローーン!」
 イヤホンから奇妙な声が漏れ聞こえた。何故、こんなことをしなければならないのか。うっすらと涙が溢れてくる。
 後輩は助言と称して、自分に極限までの羞恥芸を強要した。単に衆目にチンポを晒させるだけでは満足せず、皮を伸ばしたり勃起させたり、また肛門を使った芸なども提案してきた。昨日はレンタルスペースに後輩の仲間を集めて最終チェックとの名目で全裸芸を披露させられた。
 「先輩!ネットで面白いもの見つけたんですよ!」
 後輩が無邪気な笑顔を見せる。そして、金属製の変わった器具をちらつかせた。
 「つけてみましょうよ!」
 チンポの先につけられたそれは尿道を広げる器具だった。螺子を回すと左右の金属が開き、尿道がぱっくりと口を開けるのだった。
 「めちゃくちゃ笑えますね!それからこれも、あとこれも・・・」
 最終的には鼻フックで惨めに顔を変形させ、全裸の体に「本日の主役」という襷をかけ、器具で尿道を広げたまま、肛門からゴルフボールをひり出す「産卵」という芸で場を沸かせるのだった。
 「締めはオナニーがいいと思うけど、ただのオナニーじゃ面白くないしなあ・・・。」
 後輩が不敵に笑った。

 初日の場所は、駅前から程近いところにある小劇場だった。夜になると怪しげなネオンが輝く路地の一角にそれはあった。オーナーはアマチュア劇団を応援しているらしく舞台での全裸などは日常茶飯事といった様子だった。
 「まあ、好きにやんな。」
 オーナーが事務所の奥に消えた。試にリハーサルとしてパンツ一枚の姿でステージに立ってみた。ステージはやや高くなっており、もし観客がいれば、目線の位置に自分の股間が位置することになるだろう。こんな目立つところで全裸になり、芸を披露するなど正気の沙汰とは思えなかった。自分は何か夢でも見ているのではないだろうか。
刻々と開催予定時間が迫ってきた。ドリンクを一気に流し込む。しばらくすると胸が熱くなり、頭がぼぉーっとしてきた。舞台袖からステージを見ると暗闇の中数人の人影が見えた。もうあとには引けない・・・。
 「イイェーイ!みんなオナニーしてるかーーーい?チン皮ビローーン!!」
 狂乱の宴が幕を開けた。

 「ホウケイ!ムケチン!ホウケイ!ムケチン!・・・」
 何一つ身につけていない真っ裸の男がステージに登場した。チンポの皮を被せたり剥いたりしながら、大声で叫ぶ。暗くてよく見えないが、数人は人がいるようだ。男だけだろうか、女もいるのだろうか。
 「今日はさとっしーの珍芸ライブに来てくれてありがとう!今からいっぱい珍芸披露するから、いっぱい撮影してどんどんネットで拡散してね!!」
 後輩によって決められた台詞を叫ぶ。
 「はーい!みなさん注目!アナルでーーす!トイレットペーパーついてたらゴメンね!」
 両手で尻たぶを思いきり広げる。
 「さとっしーは変態だからチンポが勃ってきたよ!」
 半勃ちになったチンポを左右に振り乱す。
 「乳首も感じるんで、今から気持ちよくなる装置をつけまーーす!」
 小さなドーム型の装置を取り出し、乳首に装着する。
 「スイッチ、オーーーン!」
 ぶぃーーんと鈍いバイブ音が響き、乳首に取り付けた装置が作動する。羽状のものが回転を始め、乳首が舐め続けなれるような快感に襲われる。さらにチンポは固さを増し、頭は完全にを上を向いた。
 「乳首で感じる変態でーーーす!みんな拡散してーーー!」
 両手でピースサインを作りながらスポットライトを浴びるのだった。

闇夜の指令-番外編05-

 誰もいなくなったパーティー会場のステージで、一人ひざまずく全裸の男がいた。人生を玩具にされた余興からどのくらいの時間が経過したのだろう。腹に飛翔した精液も、頬に流した大粒の涙もすでにすっかり乾き、茫然と虚空を見つめていた。
 「先輩、よく頑張りましたね。楽しかったですよ。」
 ふと、暗闇から後輩が現れた。
 「いろいろ暴露されてがっかりしちゃいました?でもそんなに悲しまないでくださいよ。先輩の人生は終わったわけじゃないんですよ。始まったんです。」
 後輩の右手には鍵が握られていた。自分の部屋のアパートの鍵だ。
 「今日はこの格好のまま家まで帰ってください。ルートはお任せします。おまわりさんに見つからないように気をつけてくださいね。」
 目の前に鍵が放り投げられた。
 「では、また会社で会いましょう!捕まらなけばね。」
 後輩の姿が消え、永遠の闇が再び戻った。


 「先輩のリフレッシュ休暇、僕がプランを考えておきましたよ。」
 あの悪夢の余興からしばらく経ったある日の午後、後輩の悪魔の囁きが聞こえた。自分を貶めることを喜びにしている奴のことだ、ろくな提案ではないだろう。得も言われぬ不安感がこみ上げてくる。
 「メールチェックしておいてくださいね。」
 すぐにパソコンのメールを立ち上げる。多くの仕事関連のメールの上位に異質なタイトルが目に入った。

 「チンポ芸人さっとしーの珍芸全国ツアー開催!」

 慌ててメールを開く。PDFファイルが添付されており、それはイベントのチラシだった。
 「チンポ芸人として売り出し中のさとっしーが全国ツアーを開催!今回はチケット代は無料!全額さっとしーが自腹で負担します!ネットで有名な数々の珍芸・チンポ芸を生でお楽しみください!」
 そのようなコピーと共に全国の7つの都市の名称と開催時間、また小劇場であったりライブハウスであったりの会場名が記載されていた。また全裸でがに股になり、両手でピースサインを作っている自分の写真がでかでかと使われていた。目は傍線で、陰部はハートのスタンプで隠されてはいたが。

 ハンマーで頭を殴られたような気がした。何が起こっているのかわからない。
 メールの本文を見ると、後輩からの「指令」が下っていた。
 「先輩はこれからチンポ芸人として有名人になってもらいます!そのために全国ツアーを企画しました。もう会場は押さえておきました。仕事が早いでしょ?先輩がリフレッシュ休暇のために積み立てておいた貯金を全額使って会場費を支払ってください。移動ももちろん自腹です。芸人なんだから下積みも必要ですよね。
 今から毎日いろんなチンポ芸を考えて、もちねたを増やしておいてくださいね。海外のサイトのリンクを貼っておくのでじっくり研究しておくこと。「・・・Puppetry of the penis .com」
 もちろん、ツアー中の射精は禁止です。ステージ上でのみ許可しますので、お客さんの前で派手にぶっ放してください。またいつものドリンクもちゃんと服用するように。
 先輩のツアーが成功するようにネットを使ってチラシを拡散しまくります。たくさんの人が来てくれるといいですね!」

 頭の整理がつかない。茫然とパソコンの画面を見つめた。リフレッシュ休暇は南国でバカンスしようか、または世界遺産の遺跡などを見て回ろうかとずっと思いを巡らせてきたのだ。それを日本全国でチンポを使った芸を披露して回ることになるだろうとは夢にも想像できなかった。しかもこつこつ貯めた旅行資金も全て費やさなければならない。
 目を閉じると地方都市の小さなライブハウスで全裸になってチンポをいじる自分の姿とそれを嘲笑う観客の姿が見えた。そのあまりにも悲惨な未来に身震いすると同時に、何か熱いものが胸にこみ上げてくるのを感じた。

闇夜の指令-番外編04-

 スクリーン上にパソコンの画面が立ち上がっている。そしてアメリカの大学生がやり始めたと言われる有名なSNSのページが開かれた。
 「今から変態が実名でやってるSNSに登録されてる友達3人に、変態の本当の姿をムービーで送りつけます!さて、どうなるかはお楽しみ!!」
 「○○さとし」
 この会場では今まで散々変態と呼ばれていたが、ふいに現れる自分の名前にぎょっとする。強制されて行う変態行為と日常生活の間には薄い膜が張ってあり、それらはお互いに侵食し合うことはなかったはずだ。その膜がぷつんと破れ、何か得体の知れない液体が溶け出してきたような、奇妙な感覚に襲われる。
 しかし何故自分のアカウントやパスワードが流出しているのか。誰がどういう経緯で手に入れたのか・・・。ふと後輩の顔が頭をよぎる。
 「では、まず一人目は・・・この方!」
 司会者の気紛れでランダムに選ばれたのは、学生の時のゼミの女友達だった。
 「この方には、全裸でストリーキングしている動画を送ります。大丈夫、白塗りしてるから多分ばれません。ははは。」
 大学の時にゼミの仲間の顔が脳裏に浮かぶ。こんなものを仲間に送られたらたちまち自分が変態だと噂され、誰からも相手にされなくなるだろう。自分が今まで築いてきたものが一瞬にして崩壊してしまう。思わず、
 「やめてくれー!」
と声を上げる。
 しかし心底挙げた叫びは受入られることはなく、逆にうるさいと一蹴されたばかりか、口にはパーティ開始前まで履いていた靴下が詰め込まれた。
 分娩台のようなものに全裸で拘束されながら、否応なく画面を見せられる。股を広げているので、画面上の笑顔の友人にアナルを広げているような羞恥の極みのような光景だ。思わず涙が溢れてくる。
 「はい、送信!」
 送信量を示すバロメーターはさっと100%を示し、すぐに表示が消えた。送信完了ということだ。無常にもあっけなく自分の人生が音を立てて崩れ落ちた。
 「いやいや、女性には刺激の強い映像でしたね!では、次はこの方!」
 無作為にある男の名前が選ばれた。趣味でやっているフットサルのサークルのメンバーだ。つい先日、忘年会で一緒になったばかりだった。
 「この男性には出来立てほやほやのちんちんルーレットの射精シーンを送ります!」
 「う!う!」
 声にならない声を上げる。必死で絞り出した呻き声は会場の笑い声にたちまちかき消された。送信前のプレビュー映像では、白塗りにしているとは言え、全裸で悶えながら多くの人前で惨めにも射精する自分の姿が映っている。
 「はい、送信!」
 またひとつ何かが崩れた。
 「人前で射精するとか、この変態はまじで頭おかしいですね!みんなに軽蔑してもらいましょう!では、最後はこの方!」

まさか・・・こんなことが!
 「見ての通り変態と同じ苗字の女性です。○○さん、偶然でしょうかね。この方には特別にネットでも話題になった屋外駐車場で全裸で勃起したままダブルピースしているムービーの高精細バージョンを送りします。チンポの先から我慢汁を垂らしているので、必見ですよ!」
 最後に選ばれたのは、妹だった。
 「う!う!う!」
 必死に身体を揺らし、叫んで何とか止めようとする。それだけは知られる訳にはいかない。全身を真っ赤にして必死の抵抗を試みたが、その最後はあっけなかった。蝋燭の炎がふっと消えるように。
 涙で視界が歪み、スクリーンで全裸でピースサインしている男の姿が揺らめいて見えた。全てのムービーが送信され、全身の拘束が解かれた。泣きながらステージ上に倒れ込んだ男を尻目に歓談の時間が戻った。自分が今まで必死で守ってきた人生など、単なるパーティの余興でしかなかったのだ。

闇夜の指令-番外編03-

 「さあ、みなさんお待ちかね!いよいよ本日のメインイベントです!」
 朦朧とする意識の向こうから司会者の声が響いてきた。
 ステージ上のスクリーンにプロジェクターの文字が浮かび上がる。
 「ちんちんルーレット」
とそこにはあった。
 「説明しましょう!これから各チームに分かれていただきます。それぞれのチームでこの変態のちんちんを順番にしごきます。もちろん、生で触るのは汚いので、しごく時には手袋を着用してください。しごく回数は1チーム10回までです。変態を射精させたチームの勝ちです。豪華景品と賞金10万円をご用意しています!また、変態にはできるだけ射精しないように我慢してもらいます。もし、射精してしまった場合、変態には恐ろしい罰ゲームが待っています。ではでは、ゲームの開始です!」
 
 ステージ上に複数のスタッフが現れ、自分の身体を捉える。どこから出てきたのか、分娩台のような特殊な椅子に身体を括り付けられる。一糸まとわぬ全裸で足を高く上げ股を広げた姿勢のまま、両手両足の自由が奪われた。
 「それではAチームの方!どうぞ!」
 軽妙な司会に乗せられて、嫌だ嫌だと言いながら、厚手の手袋をつけた女性グループが近づいてきた。早く射精させた方が勝ちならできるだけ刺激を与えた方が良い。想像以上の力で勃起したチンポを握ってきた。
 「うっ・・・!」
 思わず、声が漏れる。こんな強く握ったまま10回もしごかれるのか。我慢できる自信がない。
 「いーち、にー、さーん、よーーん・・・」
 丁寧に磨き上げるようにチンポをしごく。奥底に抑え込もうとした快楽の塊が前立腺の辺りで胎動するのがわかる。歯を食いしばり、我慢する。恐ろしい罰ゲームなど食らう訳にはいかないのだ。
 何とか、10回耐え抜いた。ふと見ると次のチームがすでに後ろに控えている。よく見れば、その次もさらに次も・・・。少し前にステージで自分をおもちゃにしたやんちゃグループがにやにやしながら立っているのも見えた。絶望的な気持ちだけが心を支配した。
 
 「はい、次はBチームです!変態をいかせましょう!」
その後も入れ代わり立ち代わり、手袋をつけた人間がチンポをしごいていく。やんちゃグループは高速でチンポをしごく作戦に出たが、意外にも失敗に終わった。耐性ができてきたのか、このまま耐え凌げるのではないか、という希望が出てきた時、司会者の絶望的な一言が自分を奈落の底に突き落とした。
 「では、最後のターンです。最後のターンは刺激を与えるのもありとします。チンポをしごく方以外は全身を触って変態をいかせてください。また、しごく回数を2倍の20回とします!必ず変態をいかせましょう!」
 この時点で自分の運命は決まっていたのかもしれない。
 撮影隊がチンポの真横まで迫る。自分の射精シーンを記録するつもりだろう。
 運悪くやんちゃグループのターンになった。ステージで乳首をいじられ勃起させられたのを思い出す。
 「うっ!うっ!」
 女性を愛撫するように丁寧に乳首をいじられ、他の手が全身を虫のように這いまわる。勃起したチンポは男の強い力でしっかり握られ、確実に射精へのカウントダウンを刻んでいく。
 「くっ!」
 歯を食いしばり快感に耐えたが、ついに16回目で射精した。粘性の白い固まりが宙に飛び出し、放物線を描いて腹に落下した。
 「マジで出しやがった!」
 「ムービームービー!」
 「何か臭くね?」
 「変態きもい。」
 会場はざわめき、どよめき、笑い声が空間を支配した。

 パーティの会場でただ一人全裸になり、勃起したチンポをおもちゃに、射精に至るまでをゲームにさせられる。しかもそれは記録され、また自分を脅すネタになるのだ。通常では考えられない状況に、頭の中は真っ白になり何も考えられなくなった。
「それでは、変態が射精したので、罰ゲームです。スクリーンをご覧ください。」

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天使マン【羞恥小説】

Author:天使マン【羞恥小説】
忘年会やパーティでの裸踊り・チンポ芸など大好きな「天使マン」です。いじめられる男、羞恥系M男小説をたまに書いてます。
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X:@tensiman1919 

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