2019/05/09
いぢめの記憶 -08-
「まあそういう訳だ。」リーダーが話しを続ける。
「でも、ちんかわはケツ穴だけは必死に死守したらしいぞ。」
ははははは、グループから笑いが起こる。
「だからおまえがちんかわの処女をもらってやれよ。友達なんだろ?」
何を言っているのか、よくわからない。処女?友達?
「ほら、おまえも脱げ!」
突然悪童グループが僕に襲いかかってきた。乱暴に手足を鷲掴みにされ、身体を振り回されながら必死に頭の中を整理する。しゅうじはおやじに体を売らされている。それで得たお金の半分以上は紹介料として悪童達にむしり取られている。体を売ってはいるものの、アナルセックスはしていない。そして今から僕とアナルセックスをさせられようとしている・・・。
「お願い!やめてーーーー!」
ようやくことの重大さに気づき、必死で抵抗した。しかし多勢に無勢で、一枚づつ僕の鎧が剥がされていく。ついに最後の一枚が強引にずり下された。
「こいつ、けっこーチンコデカいな!」
「ちんかわのケツ、ぶっ壊れんじゃないの?」
「それはそれでおもろいな。」
「よし、さっそく勃たせようぜ!」
「ほら、ちんかわ友達が待ってるぞ!」
空き教室とはいえ、普段学校で裸になることなどない。全裸にされた僕は他人に見せるはずのない性器を、完全に剥き出しのまま悪童達に晒している。性毛の奥からにょっきりと顔を出したそれは、うなだれるように頭をもたげている。緊張で汗をかいていたせいか、少し蒸れた匂いがする。
「ほら、行くぞ!」
悪童達に両手を掴まれ、床に転がされているしゅうじの元へと引きずられていく。しゅうじの横顔が目に入る。全てを諦めた顔をしていた。髪を掴まれ正座させられるしゅうじ。そこに僕の蒸れたものが近づいていく。しゅうじはどこか遠くを見ているようだった。そして意を決したようにぱっくりと僕のものを咥えこんだ。ぎゃーーははは!と悪童達が気が狂ったように雄叫びを上げる。
「ちんかわまじでしゃぶってるぞおおー!!」
「良かったな、ホモだちができて。」
「これから毎日フェラさせてやるよ。」
しゅうじは舌を使い、一心不乱に僕のものを舐めている。僕は経験したことのない感覚に捕らわれていた。チンコが温かい肉の海でゆらゆら泳いでいるような、初めての感覚だ。
「しゅうじ、やめてくれ!」
これ以上しゅうじに惨めな思いをさせたくない。必死で叫ぶが、徐々に下半身のぬるぬるした感覚が快楽に変わってきた。気持ちとは裏腹にどくんどくんと血液が性器に流入してくる。思春期の多感な身体は未経験の快楽からは逃れることはできなかった。少しずつ少しずつ、性器は固さを帯びていった。
「よし、だんだん勃ってきてるぞ!」
悪童達が悪乗りして僕の体をいじり始めた。乳首や脇、背中など指でこすられ、快感が倍増する。目に写る世界が歪み、今まで知っていた世界とは別のものが隆起してくる。ただ快楽だけが頭の中を支配し、何も考えられなくなってくる。
しゅうじは涙を流していた。涙を流しながら必死に僕のチンコにむしゃぶりついていた。その顔は美しかった。胸が熱くなる。もしかしたら、僕はずっとこうなることを望んでいたのかもしれない。
「おまえ、ホモだよな?」
リーダーが僕に問いかける。
「初めて見た時からずっと気づいてた。おまえがちんかわを見る時、いつもねっとりした目で見てたからな。特にずっとチンコばっかり見てるから、ばればれだったぞ。」
「ううっ!」
勃起が最高潮を迎える。新しく隆起した快楽の世界。その頂に立つ勃起した性器がしゅうじを串刺しにしていた。
「よし、準備完了だな。」
リーダーがしゅうじと僕を切り離す。両手両足を縛り付けていたトラロープは解かれ、しゅうじは自由の身になった。しかしすでに抵抗する気力はないのか、茫然としている。突然、僕はチンコにひんやりしたものを感じる。
「ほれ、ローション垂らしてやるよ。」
準備は整った。四つん這いにさせられたしゅうじの穴に僕のものが接触させられる。何故か僕の勃起は納まること気配がなく、絶頂の硬さを維持していた。
「早く入れろよ!」
ぬぷぬぷと音を立てて少しづつ僕のチンコがしゅうじの穴に吸い込まれていく。
「いたい!いたい!」
気が狂ったように逃れようとするしゅうじ。しかし、リーダーが僕のけつをぐっと足裏で押し込む。
「ぎゃーーーーーーーー!」
しゅうじの悲鳴が誰もいない校舎に響き渡った。