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いぢめの記憶 -05-

 午後の授業が始まった。普段は眠くて仕方がないのだが、今日は興奮していた。昼休みの変態ブリーフ仮面とその奥に見えたしゅうじの涙。白昼の教室で惨めな勃起姿で踊らされたしゅうじ。幸い女子だけの特別授業が始まる前で男子しかいない状況とはいえ、あれだけのことをやらされたのだから相当恥ずかしいだろう。今頃、授業はうわの空で、ずっと屈辱に震えているに違いない。しばらくひどいことは何もないだろう。そしてできればもう何もひどいことは起こって欲しくない。
 考えられない羞恥に赤らむ白い肌。我流の踊りで両手を上げた時に晒した生えかけの腋毛。回転した時に垣間見えた果実を思わせる肉厚な尻たぶ。今のままのしゅうじをガラス細工のように固めてしまいたかった。
 しかし、そんな僕の想いはわずか3日で打ち砕かれたのだった。

 「今度は女子の前でやられたらしいぞ!」
 休み時間になった瞬間にてっちゃんがやってきて僕の耳元で囁いた。どうやら前回の変態ブリーフ仮面のダンスの時に男子しかいなかったという理由で、女子にチンコを見せつけることを要求したとのことだった。悪童グループはあれだけの恥ずかしいことをさせておきながら、男子しかいなかったので罰ゲームが必要だなどと迫ったらしい。そして、ついに体育の着替えの時間にしゅうじは全裸で女子更衣室に突入したのだった。
 一瞬、しゅうじの悲鳴が聞こえたような気がした。心臓の鼓動が高まる。そして、不思議なことなのだが、その時のしゅうじの想いが僕に乗り移ってきたような感じがした。頭の中にしゅうじの見ていた景色がはっきりと見え始める。

 男子更衣室でパンツを脱ぐ。最後の一枚かと思いきや、靴下を履いていることをやつらに指摘される。靴下も脱いで完全に生まれたままの姿になる。男子更衣室の扉の前で躊躇していると無理やりドアを開けられ思い切り尻を蹴られて、弾丸のように廊下に弾き出された。普段通りの廊下がそこにはあった。裸で飛び出した僕は皆の注目の的だ。指をさして笑う男子。両手で顔を覆う女子。頭がくらくらするが僕にはやらなければならない指令がある。すぐ隣にある女子更衣室のドアを開ける。着替え中のたくさんの女子の林の中に意を決して突入する。「キャーーーーー」という女子の悲鳴が耳をつんざき続ける。
 「すみませーーーん!おっぱい見せてくださーーーい!」
 やつらに決められたセリフを大声で叫ぶ。
 「今からオナニーするんで、おっぱいを見せてくださいーーーー!」
 すでに体操服に着替え終わった女子。服を脱いでブラジャー姿の女子。着替えている真っ最中で両手で胸を隠している女子。多くの女子が悲鳴をあげて立ち尽くす中、僕はチンコをしごき始めた。
 「おっぱい見せて!おっぱい見せて!出すまで終われないから!」
 少しづつチンコが勃起し始めてきた。一段と女子の悲鳴が大きくなる。このまま僕はどうなってしまうのだろうか。恥ずかしさで涙が溢れてきて世界が見えなくなった。

 ふと、我に返った。すでにてっちゃんは僕の横にはいなかった。妄想にしてはすごくリアルで、本当に自分が女子更衣室に全裸で突入したような気持ちになっていた。まだ心臓の鼓動は高まったままだった。バクバクいっている。そして僕は勃起していた。もし、僕がしゅうじと変わってあげられるなら・・・。そんなことを夢想した。

プロフィール

天使マン【羞恥小説】

Author:天使マン【羞恥小説】
忘年会やパーティでの裸踊り・チンポ芸など大好きな「天使マン」です。いじめられる男、羞恥系M男小説をたまに書いてます。
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