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をわりのはぢまり~ある少年の日常~03

翌日隣のクラスでは男子が楽しそうに話していた。
「昨日、回ってきた動画見た?」
「メッチャ受けたけど、あいつあんなキャラだったっけ?」
「よく知らないけど芸人目指してるらしいよ。」
「ケツの穴まで映ってたよね?」
「いじめられてんの??」
「違うらしいよ、自分から佐々木達に頼んでいじってもらってるらしい。」

僕の知らないところで、少しずつ僕は変性しているようだった。火曜日のケツだけ星人は体育の時間前の定番となり、徐々に恥ずかしさも失せていった。同時に笑いも少なくなっていった。これで終わるのだと僕は思っていた。しかし佐々木は違った。
僕は再び放課後の教室に召集された。
「さて、第一関門突破だな。明日教室でもやってみるか?」
 教室でケツだけ星人をやるということは、自動的に女子全員の前でケツを出すということになってしまう。それだけは何とか避けたかった。
 「それだけは勘弁してください!」
 僕は泣きそうな顔で佐々木に懇願した。
 「そうか…じゃあ、男の前だけでいいから来週からチンコ出そうぜ。」
 「いいねいいね!」
相変わらず佐々木グループが悪乗りする。
 「ところでおまえチンコどうなん?むけてるん?」
 「い、いや、その…」
 「ちょっと見せてみ!」
 「いいだろ、男同志。この中にはホモはいねえよ!」
 僕はしぶしぶベルトをゆるめた。誰もいない教室とはいえ、チンコを出すのは勇気がいる。目の前は佐々木達5人だけだ…僕は思い切ってパンツを降ろした。
 「あははは!まじで出した!」
 「チンポ登場です!」
 「毛はちゃんと生えてるんな!皮は半ムケくらいか?」
 さすがに僕は恥ずかしくなって、
 「もうしまわせて!お願い!」
 と頼んだが、佐々木に一蹴された。
 「これからが本番だろーがよ。チンコ振り振りしてぞうさん歌おうぜ」
 「リアルしんのすけだな」
 「半ムケ星人ってのもいいんじゃね?」
 「いいね、それ。半ムケ星人」
 どこから持ち出してきたのか、誰かがマジックでチンコの横に「半ムケ星人」「参上!」と落書きし、僕は真っ赤な顔でぞうさんの童謡を歌いながら腰を揺らし、成長過程にあるチンコをおもちゃにして笑いを取った。頭の中が混乱して何も考えられなくなった頃、
 「じゃ、記念撮影な!」
という佐々木の声だけが遠くから聞こえた気がした。

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天使マン【羞恥小説】

Author:天使マン【羞恥小説】
忘年会やパーティでの裸踊り・チンポ芸など大好きな「天使マン」です。いじめられる男、羞恥系M男小説をたまに書いてます。
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