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をわりのはぢまり~ある少年の日常~16

 不思議な気持ちだった。最高に恥ずかしく、悔しかったはずなのに、思い出すと勃起してしまう。自分の部屋で昼間の光景を思い出す度に興奮している自分に気付く。何度も何度も股間に手を伸ばす。鉄のように固く、火のように熱くなっていた。
 枕元で、スマホが振動するのが聞こえた。
 「今日のショーは最高だった!パーフェクト!」
佐々木からだった。
 「次はちゃんゆーのクラスで出張公演だな。」
ちゃんゆーというのはゆうたのことだろうか。ゆうたのクラスでもやれということらしい。
 「一週間、オナニー禁止な。」
 次いで、リンクが貼りつけられて送られてきた。押してみると、昼間の光景がネットにアップされていた。
 「ボッキマン、発射!3、2、1、ゼローーー!」
と叫びながら、大量の精子をチンポからぶちまけている。ムービーのため、顔もうまく隠しきれておらず、時折自分の顔が垣間見える。フォロワーはすでに2000人を超えていた。
 これを2000人もの人が見ている。昼間の教室でクラスメートに嗤われながら、全裸になって射精している惨めな姿を見られている。そう思った瞬間、チンコの先からどくっどくっと精子が溢れ出してきた。パンツの中に精子が染み出してゆく。手も使わずに射精することなど初めての経験だった。僕は自分の心も身体もコントロールできないものになってしまったことを感じた。本当に変態になってしまったのかもしれない。昼間出したはずなのに、精子はとめどくなく溢れ、結果的に図らずも佐々木からの禁を破ってしまったのだった。

 企画会議での佐々木は、妙にゆうたのクラスでの出張公演に気合いが入っており、とめどなくしゃべり続けていた。そのどれもが僕にとっては地獄のような内容だった。
 「完璧なショーにしたい。」
 1週間では練習時間が足らないので、佐々木は出張公演を2週間後に先送りにし、完成度を高めたいと言っていた。もちろん演じるのは僕なのだが。
 「オナ禁は続けとけよ!1回リハーサルで出させてやるから。」
 「ちゃんゆーにうちのクラスのすごさを見せたいんだよ。」

とも言っていた。僕は佐々木が何をやりたいのか、よくわからなかった。一つだけはっきりしているのは、僕は想像を絶する恥をかかされ二度と這い上がれないだろうということだった。
 佐々木からの指示を頭に入れ、僕は自宅でも練習せざるを得なかった。鏡の前で全裸になって踊る自分の姿。この身体の全て、わき毛や乳首、ちん毛や金玉、完全に剥きあげたチンコ、はたまた肛門までを遠くのクラスの見物人に見せるため、くつろぎの場である自室で裸になって踊っているのだ。僕はとんでもなく惨めな気持ちになった。それと同時に胸の奥がかっと熱くなり、その熱に呼応するかのようにチンコが隆々と勃起してくるのを感じた。

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天使マン【羞恥小説】

Author:天使マン【羞恥小説】
忘年会やパーティでの裸踊り・チンポ芸など大好きな「天使マン」です。いじめられる男、羞恥系M男小説をたまに書いてます。
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