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僕には翼がない(詩)

僕には翼がない
あるのは朽ち果てた流木のようなこの体だけ

学校という閉じられた空間
日常を非日常に変える儀式

祝祭の日 僕の裸体は皆を楽しませるためのただの道具
一番秘密にしておきたい場所を皆の眼前に晒される暴力

歓声の中 露わにされた包まれた部位に悲鳴の雨が降る
桃色への嘲笑 視線に刺され膨らみを帯びる

乱暴にいじられ流れる粘液は涙の様
最後の時に向かって少しずつ輝きを増す

成長の証の黒色は取り除かれる運命
夏のプールサイドで無毛を嗤われるための準備

この刻を逃さぬよう 克明になされる記録
皆の笑顔を作るため 共有されてゆく

男子も女子も皆楽しげだ 喜んでくれてありがとう
「今から精液を発射します!」

僕には翼がない
もし翼があったら必ずどこかへ飛んでいく

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天使マン【羞恥小説】

Author:天使マン【羞恥小説】
忘年会やパーティでの裸踊り・チンポ芸など大好きな「天使マン」です。いじめられる男、羞恥系M男小説をたまに書いてます。
mail:tensiman19@gmail.com
X:@tensiman1919 

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